まずは、東日本大震災で被災された皆さまには、心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復旧をご祈念申し上げます。

　同じ国で生活する者として、少しでもお役に立てることがあればと常々考えておりますが、広島に立地する弊社には、直接できることがあまりないのが現実です。遠回りのようですが、今はとにかく通常通り業務することで僅かながらでも経済活動の一助となることが私たちの使命であると思います。ともに頑張りましょう。

　さて、ようやく弊社の繁忙期がひと段落を迎えつつあります。

　年度末はDTPやデータ入力関連のご発注が多い時期ですが、今回は昨年末からほぼフル稼働で、何とか乗り越えた感があります。スタッフが率先して業務を回してくれたおかげで、私は裏方というかフォローに回る機会が多かったこの繁忙期でした。

　DTPに関しては、新しい制作環境の整備も必要となり、新規アプリケーションの導入と、これにともなうPCの強化やスタッフ増強など、ここ数ヶ月は社内がめまぐるしく変貌を遂げた感があります。新しい制作環境に慣れるための苦労はありますが、対応業務の幅が広がることや工数削減に繋がるメリットもあり、少しずつですが社内がスキルアップしていくのを実感しています（手前味噌で恐縮です・・・）。

　業務が順調な時に起こりがちな重大トラブルも発生しました。社内ファイルサーバのダウンです。NASが突然動作不能となり、さらにバックアップも使えない状態に。一旦すべての業務を停止して、トラブルシュートの結果、ディスク不良ではなく筐体側のトラブルと判明し、翌朝には無事復旧を遂げましたが、随分とイヤな汗をかきました。ミラーリングでデータ管理しているのでディスク単体の故障には即時対応できますが、筐体が壊れる（確率的には随分低いのですが）とどうにもならないということを改めて実感した次第です。これに懲りて、復旧までの時間短縮のため予備部品を調達したのは言うまでもありません。

　新年度もはや半月以上を経過し、少しずつ新しい案件も動き始めています。今後もより多くのお客さまに「満足」をご提供することを第一とし、かつ励みとしつつ日々精進してまいる所存でございます。