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株式会社クレアネット
CreaNet's Job Diary
クレアネットのお仕事日記です。
懐かしのSCSI
トラブルで持ち込まれた、知り合いのパソコンの話です。

OSのDLLファイルが壊れて、起動しないというトラブル。幸いにも不足ファイルは画面上に表示されていたので、同一OSの他のパソコンからコピーして応急修理することにしました。

ただし故障パソコンはセーフモードでも起動しない状態なので、まずはHDDを外して別のパソコンに付け替えてバックアップを・・・と、フタを開けてディスクを取り出すと、どうも見慣れないコネクタ形状をしてます。

まてよ・・・起動チェックでSCSI(スカジー)HDDのIDを割付してたぞ・・・げっ、SCSIなんて、わが社にはすでに存在しない過去のインターフェース・・・懐かしさとともに、はて?どうしよう?と途方に暮れてしまいました。

とりあえず行きつけのショップに走って「SCSIボードってありますか?」と尋ねると、店員はしばらく考えて「ありません」と冷たくあっさり。何件か回ったものの、やはり「ありません」との返事。困った・・・少々遠いですが得意先のショップの方に聞くと、USB変換ケーブルなら個人で持っているとのこと。取り急ぎ出向いてお借りして、さて接続・・・あらら形状が違う・・・ここでSCSIは規格が何種類かあったことを思い出し(遅い!)、とりあえず内部のホコリを取り払い、ダメ元でもう1回マザーボードを観察・・・あれま、ちゃんとIDEコネクタがあるじゃないですか。

よくよく見るとこのパソコン、RAMもDDRだし、比較的新しい(とはいっても7・8年前でしょう)パソコンのようです。何でIDEにHDDが繋いでくれないのか、単なるメーカーの意地悪なのか(そんなことはないでしょうが)不思議に思いながら、予備品のIDE-HDDを接続してOSを仮インストール、SCSI関係のドライバを入れたら旧HDDを正常認識しました。ここに不足DLLファイルをコピー。IDE-HDDを外して・・・正常起動!!で、めでたく応急修理完了。

念のためウイルスチェックとマルウェアの駆除を施して、復活とあいなりました。

ユーザーさんによると、かなり大事なデータが入っていたとのこと。RAIDのファイルサーバを新設して保存する方がより安全なことと、DLLファイルの消失原因が分からない以上は、今後も同様のトラブルが発生する可能性があるよと付け加えて、パソコンをお返ししました。

次はPC9801とかが入ってきたらどうしよう・・・
そのときは旧型専門の業者さんを紹介することにします。
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旧型パソコンのパワーアップ?それとも買替え?
最近ちょっと重なってご依頼のあった案件です。
古い・・・といってもXP初期のマシンですから6~7年前のパソコン、動作が遅いので何とかならないかとのご依頼。CPUは1GHzオーバーなので、ネットを見たりワープロに使用するなら特に問題のない処理速度です。が、起動時間が5分以上と異常に長いのと、起動してからもクリックして次の動作をするまでに数秒間かかっています。その間ディスクアクセスランプがつきっぱなし。つまりメモリ不足で足りない分をディスクに一生懸命キャッシュしている状態。

定番の処理として、常駐ソフトを外す、不要なアプリの削除(これは実際あまり効果ないですが)をしてもダメ。ユーザーさんから見れば「買った直後はもっと速く動いていたのに、これは寿命かね?」と不思議そうな顔をされます。

このような症状の場合、メモリを確認すると大体256MBのことが多いです。「メモリ不足ですよ」「じゃあ、いらないソフトを消したら速くなるの?空きはまだいっぱいあります」と、Cドライブの空き容量を見せてくださいます。「・・・いやそこはディスクでして・・・」「じゃあメモリって何?」「一時的に覚えておく場所です」「・・・どこ?」「パソコンの中です」・・・・このような会話が必要な場合もあります。何とか理解していただいても、「昔はちゃんと動いてたのに何で?」と必ずといっていいほどお聞きになります。

OSのバージョンアップと、ウイルス検知ソフトの肥大化、また、今売られているソフトは使いやすくなった反面、その分やることが多くて今のパソコンの性能でないと快適に動作しないものが多いんですよと、補足説明して、やっと少しだけご理解いただけました。

必要なメモリは、ほとんどがPC133です。すでに店舗在庫のない場合が多いのですが、何とか探して調達し、512MB増設して合計768MBにしてやると、それまでがウソのように快適に動作します。とはいえ最新モデルとは全く比較になりませんが、それまでイライラしながら使われていたのが解消されて、ほとんどのお客さまは満足してお帰りになります。

そこでふと考えたのが、お客さまのおっしゃる「パソコンの寿命」という言葉てす。我々が考える「寿命」の定義は、「部品の故障」で「同規格の代替部品がない」場合、あきらめて「内部をそっくり入れ替える」「ノートパソコンの場合はパーツ入替が事実上困難なので廃棄」=これがある意味「天寿を全うした」状態と解してます。特注で部品調達すれば復旧しますが、費用対効果の問題が発生しますので現実的でない場合が多いです。

あるいはマザーボード等の制約で、現在必要な容量の部品が装着できない、あるいはCPUの処理速度が限界に達して交換部品もない場合、これも内部の全交換になりますから「寿命」なのかなと。でも、まだ何か処置する余地があっても、新しいパソコンに買い換えることですべて解決するのであれば、単純に「寿命」として考えても良いのかなぁ・・・とも思い始めています。誰にでも簡単に、安全かつ便利に使えるというのが、ある意味パソコンに求められる使命なので、プロの手で「延命」させることが必ずしも最良の策ではないのかもしれません。

世の中は「エコ」の時代で、消費エネルギーの少ない製品への買い替えが奨励されています。パソコンも例に漏れず、同一性能の場合は古いものの方が電気をたくさん食いますし、処理が遅いとその分長時間パソコンを稼動させないといけないのでその分電気も消費します。新しいパソコンで処理速度アップ、快適に動作して、電気代も節約、いいことづくめのように聞こえます。でも新しく製品を製造するにはそれなりのエネルギーが必要・・・エコって本当に難しいです。
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