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CreaNets' -Job Diary-
広島のDTP・Web制作・データ入力・パソコンサポートのクレアネットです。広告・ホームページ制作、PCトラブルなどお気軽にご相談ください。
株式会社クレアネット
CreaNet's Job Diary
クレアネットのお仕事日記です。
コラム完結
弊社ホームページの「会社概要」に、こっそりとリンクしていました「コラム」がようやく完結しました。

社歴の浅い弊社なので「沿革」としてご紹介できる内容がほとんどなく、代わりに私がパソコンと関わってきた25年間の話を書き綴っています。(自分の趣味を自己満足的に語った内容なのですが ^^;)

急速な進化を続けるPCの世界、しかも10年一昔ではなく四半世紀前からの話です。現在では参考にならないことばかりですが、私と同年輩の皆さまには懐かしく思える内容かもしれません。ご一読いただければ幸いです。

こちらからご覧いただけます。
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外付HDD考
USB接続やLAN経由でアクセスする外付HDD(ハードディスク)について、何が良いか問い合わせをいただくことがあります。弊社では、迷わず「バックアップ機能(RAID1、ミラーリングと言います)のついた、LAN経由でアクセスする外付ディスク」をオススメしています。これらはNAS(ネットワーク アタッチト ストレージの略)と呼ばれるものの一部ですが、データを同時に2台のHDDに書き込み、1台が故障しても別のHDDにデータが残るという仕組みを有しています。価格も安いPCと同程度、もしくは少し安い位の価格帯から入手できるようになりました。

ではなぜUSBではなくLAN経由なのかというのは、そのまま複数のPCで共有できることと、「持ち運びのリスク(後述します)」が少ないというメリットが挙げられます。LAN経由なのでネットワーク環境が必須となりますが、インターネット接続環境をすでにお持ちであれば、比較的簡単に導入できます。

弊社の場合、RAID0(2台のHDDを1セットとして扱うストライピング機能)とRAID1(ミラーリング機能)を有するNASに、さらにバックアップ用のUSB接続HDDをつないで、業務終了後の深夜にバックアップさせるようにスケジュールして、NAS本体の故障にも備えています。同一オフィス内にバックアップデータを置くことは、災害・盗難等のリスクがあるため、専用回線を利用して外部のデータセンターのような所にバックアップするのが理想なのですが、弊社のような小規模企業の場合、費用対効果を考えるとこの辺が妥協点かなと思っています。

USB接続タイプのHDDは価格が安く、使いたいPCに直接接続するので使いやすい、PCを買い換えてもそのまま使い続けることができる(これはNASも同様ですね)というメリットがあります。反面、内蔵HDDが1台でバックアップ機能を持たないものがほとんどであること、持ち運びのリスク=落として壊す可能性があること、PCを買い換えてもそのまま使う=長年使い続けることでHDDの寿命で突然使用できなくなる可能性があること等々のデメリットも持ち合わせています。NASも同様の理由で長年使われるケースが想定できますが、RAID1を有していれば、複数のHDDが同時に壊れることは(落雷等の外部要因を除きますが)めったにありませんので、データは失われずに済むということです。USB接続の場合は、PC本体もしくはHDDをもう1台追加してバックアップさせることで、データ消失は回避できますが、バックアップ中もPCを起動しておく必要があります。

耐衝撃性を謳ったポータブルHDDもありますが「少々では壊れない」程度にお考えいただいた方が良いと思います。HDDは精密機械ですので、原則としてショックは禁物です。

余談ですが、最近ではSSD(ソリッド・ステート・ドライブ)という、フラッシュメモリを使用したドライブも登場して、ノートPCに利用され始めています。これはHDDと異なり機械的に動作するパーツがないため、ある程度の衝撃には強いのですが、「寿命」という面では、ディスクへのアクセス回数が一定以上になれば書き込みができなくなる(かなり長期には使用できますが)ため、永久に使用できる訳ではありません。フラッシュメモリはUSBディスクなどにも利用されていますので、USBディスクにも同様に「寿命」があるということになります。ただUSBディスクは、一時的にデータを保管して持ち歩くという用途が大半かと思いますので、中のフラッシュメモリの品質にもよりますが、PCに常時接続して使用するよりもさらに長期間使用できると考えられます。

最近、USB接続の外付HDDに関するトラブルが何件か持ち込まれました。

○持ち運んでいる最中に落として、読めなくなった。
○長年データを保存してきたが、突然読めなくなった。

弊社では、論理エラー(データの一部が失われたため読めなくなった場合)の修復は、ソフトを使って試みることはできますが、物理的な損傷(機械部、基盤部の損傷)は対応していません。結果として修復専門の業者さんにお願いするのですが、技術・設備が必要なため高額の費用が発生するため、復旧をあきらめる方もいらっしゃいます。また、論理・物理的エラーいずれの場合も、すべてのデータを利用可能な形で救出できるとは限らないことにもご留意ください。

転ばぬ先の杖、大事なデータのバックアップは必須です。
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